とかちのいいもの、届けます。佃商店のブログ

第一回北海道とかちしみず物産展

念願の第一回目の北海道とかちしみず物産展は2020年11月に開催しました。

一年半ほど地元清水町の役場・JA・生産者の皆さんと打ち合わせを重ね、

埼玉県さいたま市大宮区にて”十勝清水町の商品だけ”を扱った物産展を開催。

当初は、集客の観点から全国的に知名度のある「じゃがポックル」や、六花亭のお菓子、柳月の三方六などの商品も置こうか?と考えたのですが、せっかく清水町の名産品がたくさんあるので徹底的に十勝清水町の商品に絞って開催することにしました。

大宮駅では毎日のようにどこかしらの地方の物産展が行われており、北海道物産展も良く見かける為そういった有名商品を並べても面白みがなく私たちの色が出せないと考え直し、十勝清水町の商品だけで100アイテム以上の名産品を揃えました。

期間中偶然にも大宮駅で北海道物産展が開催されており、大量のじゃがポックル等が売られていて、十勝清水町に絞って商品選定して本当に良かったと思いました^^;

普段は不動産会社を運営しているので、物産展開催経験などもちろんありません。

仕入れ・流通などの知識も全く無かったので右も左も分からない中準備をするのは大変でしたし、前日までは「本当に上手く行くのか」「お客様はどのくらい来てくれるのかな」「準備に漏れはないか」「大失敗したらどうしよう」という不安な気持ちもずっとありました。しかし、いざ物産展が始まってみると期間中はこの上なく楽しく、トラブルも起きましたがそれも含めて本当にいい経験となりました。

『道外ではここでしか買えない!』という商品も数多くお取り扱いさせていただき、結果的には延べ16,000人のお客様にお越しいただき、たくさんの方に十勝清水町の名産品を楽しんでいただきました。
各商品のPOPや飾りつけは特にこだわり、生産者の皆さんから商品のこだわりなどをヒアリングしたうえで作成しました。手作り感満載のあたたかい雰囲気が出せたと思います^^

地元を離れてもう20年ほど経っていますがこの物産展を開催したことにより、地元民でも知らなかった魅力的な商品をたくさん知ることが出来ました。100アイテムあるうち、自分が元から知っていた商品は三分の一もありませんでした。よく地元に帰省しているのに、こんなに知らない商品があるとは自分でも驚きました。

都内に住む地元の友人たちも物産展に駆けつけてくれましたが、「知らない商品ばっかりでびっくりした」と話していました。地元民でさえもまだ知らない商品がたくさんあるのだから、道外の方はほぼほぼ知らないということになります。

改めて、”自分たちが手がけた物産展はすごく大きな意味がある”と実感しました。

不動産の仕事では、一度にこんなにたくさんのお客様と接する機会はないため、自分たちがよりすぐった商品を「すごくおいしかった!」「また食べたい!」という声を直接いただけることはとても嬉しかったですし、その声を生産者様にお伝えすることができるということにすごくやりがいを感じました。

初めての開催ではありましたが、日ごろからお世話になっている不動産関連のお客様や友人達がたくさん応援に来てくださり(一番遠い方は、なんと岡山から新幹線で駆けつけてくれました😢)、本当にやってよかった…!と感じました。

言うは易し行うは難し、と言いますが「やってみたい」という私のわがままに付き合ってくれた会社の仲間にも本当に感謝しています。普通だったら、不動産会社の業務があるのに「物産展やるなんて無理でしょ」「失敗したらどうするの」と取り合ってくれないでしょう。

「面白そうだね」「失敗してもいいからやってみようよ!」と背中を押してくれる仲間がいたからこそ実現することができました。

そして、実際にやってみて見えることが本当に多かったです。

開催までは、清水町の方々もきっと「本当にやるのかな?」と半信半疑な部分もあったと思いますが笑、実現させることができて本当に皆さん喜んでくれました。「これからもぜひ続けてほしい」という声を沢山いただき、「一度きりで終わらせず、ずっと続けていく活動にしよう」と心に決めました。

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